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A・シュタイアー大津公演 知的探究に満ちたチェンバロ
音楽評
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鍵盤楽器の巨匠アンドレアス・シュタイアーが「チェンバロによる瞑想(めいそう)」を披露。知的探究に満ちたエレガントなプログラムによって、古楽の宇宙を新たに創造した。(10月20日、大津市のびわ湖ホール)
13世紀の聖歌に由来し、世代を超えて引き継がれてきた定旋律が、本プログラムを導く赤い糸。ハ長調に移調されたドレファミがジュピター交響曲の終楽章のフーガ主題となったように、音楽史のライトモティーフを...
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