東証14時 日経平均は上げ幅拡大 一時700円高 半導体関連株が高い
27日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前日比650円ほど高い4万0200円台前半で推移している。東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が午後に上げ幅を拡大し、日経平均は700円を超えて上昇する場面があった。
日本の株式市場には年末にかけて株価が上昇しやすいとされる「掉尾(とうび)の一振」のアノマリー(経験則)がある。市場では「これといった材料がない中で、来年の日本株相場への期待から、アノマリー通りの展開となっているのではないか」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆8037億円、売買高は14億3440万株だった。
京セラや日東電、ダイキンが上昇している。一方、INPEXやキリンHD、キヤノンは下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕