この記事は会員限定記事です
利回り2%でも買われぬ超長期債 衆院選後の発行増警戒
日経QUICKニュース 田中俊行
[会員限定記事]
日本国債でイールドカーブ(利回り曲線)の傾きが平たんになる「フラット化」が一服している。これまで国内金融機関による超長期債の買いがフラット化を促してきたが、27日投開票の衆院選が大規模な財政出動につながりかねないと食指が動かなくなったためだ。市場では超長期債の買い再開は「政治イベントを波乱なく通過してから」との見方が広がっている。
超長期にあたる新発20年物国債と長期ゾーンの新発10年債の利回り...