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コモディティー型の1年リターン、トップはMLPファンド

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11月初旬の米大統領選後、主要なコモディティー価格の値動きが軟調だ。トランプ次期大統領の打ち出すインフレ的な政策による金利上昇で金(ゴールド)相場には下げ圧力がかかり、また、原油生産が加速するとの観測で原油価格も弱含んでいる。商品市場の先行きに不透明感が漂うなか、コモディティーを主な投資対象とするファンド(上場投資信託=ETF、SMA・ラップ専用を除く)のうち、純資産総額(残高)100億円以上を対象に11月15日時点の1年のリターン(分配金再投資ベース)をランキングした。

1位は野村アセットマネジメントが運用する「米国エネルギー革命関連ファンド Bコース(為替ヘッジなし)<愛称:エネルギーレボリューション>」の52.31%だった。天然ガスや石油のパイプラインなどのエネルギー関連事業を収益源とするMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)に投資する。MLPはパイプラインの設備利用料が収入の中心になるため資源価格の変動の影響を受けにくく、好成績を残せたようだ。2位にもMLPに投資するファンドがランクインした。

3位はSBIアセットマネジメントが運用する「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)<愛称:サクっと純金(為替ヘッジなし)>」の35.47%。金価格指数への連動を目指すETFまたは上場投資信託証券(ETC)に投資する。金価格は、米大統領選の前までは米連邦準備理事会(FRB)による利下げへの期待や地政学リスクの高まりで上昇トレンドが続いて史上最高値を更新したこともあり、1年リターンで見ると好調だった。3位以下はすべて金関連のファンドがランクインしたが、このうち為替ヘッジをするタイプは3本だった。

(QUICK資産運用研究所 桝村宰)

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