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戻ってきた円高ヘッジ取引 トランプ相場の終わりを警戒
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19日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=154円台で推移している。次期米政権の財政拡張観測などをテーマにしたドル買い・米国債売りの「トランプ・トレード」には一服感がある。ドルの先高・米債の先安観は根強いままだが、相場に永遠などない。トランプ相場もいずれは終わるとして、将来の円高リスクに備える動きが戻ってきた。
将来の為替レートを予測する通貨オプション市場で、円に対してドルを買う権利(コール)...