イビデン社長「投資は今期ピーク」 AI半導体向け競争激化
中部企業 針路を聞く
[会員限定記事]
イビデンが主力の半導体関連部品で、生成AI(人工知能)向けの高機能製品などの増産投資を進めている。2025年3月期の設備投資額は岐阜県内の工場建設を中心に1850億円に及ぶ。今後は海外企業の参入など競争激化が見込まれる。河島浩二社長は「投資は今期がピークになる」と述べ、当面は財務基盤の維持を優先する考えを示した。
――半導体関連部品「ICパッケージ基板」はAIサーバー向けが好調です。
「AI向け...
関連企業・業界