テスラが手本の経営者報酬 ラクスル社長をしゃかりきに
本社コメンテーター 中山淳史
トランプ前米大統領に多額の献金を決めたことでも話題になった米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、6月の株主総会で560億ドル(約8.8兆円)相当のストックオプション(株式購入権)付与という巨額報酬が承認された。
一部株主にはまだ不満がくすぶっている。日本企業にとって信じがたい水準と現実を見せつけられた格好だが、その手法を参考に、経営者報酬を見直そうと考える企業が日本にも現れはじめ...
自動車、電機など産業動向、経営トレンドに精通。編集委員、論説委員などを経て2017年2月より現職。「GEと東芝」「移動の未来」などで講演多数。2001年の米同時テロをニューヨーク駐在時に取材。アルゼンチン留学も。
関連企業・業界