新境地に進んだ広島・坂倉将吾 代表正捕手定着なるか
編集委員 篠山正幸
野球の国際大会「プレミア12」で日本は準優勝に終わったが、収穫も少なくなかった。シーズン中と同じ勝負強さを発揮した森下翔太(阪神)や小園海斗(広島)。中でも注目したいのは坂倉将吾(広島)が、打てる捕手として正捕手を務め上げたことだ。
今大会の捕手は古賀悠斗(西武)、佐藤都志也(ロッテ)に坂倉。坂倉は9試合中最多の7試合に出場し、18打数8安打、打率4割4分4厘、4打点。8四死球で好機も演出した。...

プロ野球やアマチュア野球、ソフトボールなどの球技で日々奮闘する選手やスタッフたちの姿を描くコラム「勝負はこれから」。日本経済新聞の篠山正幸編集委員が担当します。