衆院選後の石破政権、避けられぬ財源論 森信茂樹氏
東京財団政策研究所研究主幹
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ポイント
○「103万円の壁」は給付付き税額控除で
○防衛費増額、所得税・法人税の負担増必要
○基礎年金の充実、まず歳出改革の議論を
○「103万円の壁」は給付付き税額控除で
○防衛費増額、所得税・法人税の負担増必要
○基礎年金の充実、まず歳出改革の議論を
10月の衆院選は「政治とカネ」の問題に焦点が当たった。財政に関して与党は給付拡大を、野党は消費税や所得税などの減税を公約としたが、どちらも財源に触れることはなかった。自民党と公明党を合わせても過半数割れとなり、予算案成立などで国民民主党と部分連合をする必要が生じ、政策協議...

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