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エネルギー安全保障、リスクが多様化 小山堅氏
日本エネルギー経済研究所専務理事
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エネルギー安全保障問題がさらに重要性を増している。2021年までの議論は脱炭素化に集中しすぎていたきらいがあった。しかしウクライナ戦争の勃発で国際エネルギー情勢は一変した。必要不可欠な物資であるエネルギーの安定供給、すなわちエネルギー安全保障の確保が、この問題に関する最重要課題として現在、世界的に強く意識されている。
暮らしや経済に欠かせないエネルギーの量と価格双方における安定供給が、極めて重要...