東京都知事選5位の安野氏、都DX組織アドバイザーに就任
東京都が100%出資する行政デジタルトランスフォーメーション(DX)の専門組織「GovTech(ガブテック)東京」(東京・新宿)のアドバイザーに、人工知能(AI)エンジニアの安野貴博氏が就任した。同氏は7月の都知事選に出馬し、5番目となる15万票以上を獲得した。選挙で訴えた行政DXの分野で助言する。
就任は13日付。安野氏は都民の意見をSNS投稿などインターネット上から収集・分析し、政策立案に反映させる手法で注目を集めた。アドバイザーとして都の新たな長期戦略の策定に協力する。22日の記者会見では「テクノロジーを通じて誰も取り残さない東京をつくる、というのが目指すべき姿だ」と話した。