神奈川3政令市、国保軒並み値上げ 「貯金」崩し抑制
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横浜、川崎、相模原の神奈川県3政令市が2024年度の国民健康保険料を23年度に比べ8〜21%値上げした。高齢者増と加入者減が国保特別会計の支出増と収入減を招き、財政状況が悪化しているためだ。3市は「貯金」の取り崩しで値上げ幅を抑えるが、財政好転の兆しは見えない。
国民健康保険は市町村と都道府県がともに保険者となって運営している。主に自営業、パートやアルバイトで職場に健康保険組合がない、農業や漁業...
