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デフレ脱却探るニッポン、相反する2つの指標
消費者物価プラス、GDPデフレーターは下落
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安倍晋三首相は20カ国・地域(G20)首脳会議で「日本経済はデフレ状況ではなくなりつつある」と説明した。消費者物価指数(CPI)が7月まで2カ月連続で前年同月比プラスになったことが大きい。一方で経済の総合的な物価動向を示すとされる「GDPデフレーター」は4~6月期まで15四半期連続のマイナスが続く。物価を巡る2つの指標の違いは、何を意味するのか。
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