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日本紙、電力小売り参入で狙う成長不安の払拭
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日本製紙が収益構造の転換に動き出した。2015年3月期までに太陽光とバイオマス発電の設備を新設し、電力小売事業に参入する。連結売上高の約6割を占める洋紙事業は輸入紙との競合、デジタル化の進展で長期的には需要縮小は避けられない。電力事業を収益の柱に育て、洋紙事業の落ち込みを補う。ライバルの王子ホールディングスはアジア新興国への投資を積極化しており、株式市場では国内依存度が高い日本紙の相対的な低評価...
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