忘年会帰りは地下鉄で 福岡市営地下鉄、終電30分延長
福岡市は5日、市営地下鉄で12月の金曜日のみ臨時列車を運行し、終電の発車時刻を約30分延長すると発表した。忘年会シーズンの12月は例年終電が混雑するとして深夜の運行本数も増やし、利用者の利便性向上を狙う。
対象は空港線、箱崎線、七隈線の全線で、行き先によって2~5本増やす。地下鉄が接続するJR九州の筑肥線、西鉄の貝塚線も臨時列車を運行する。これにより、例えば空港線天神駅から西方面に向かう終電は午前0時43分発筑前前原駅行きとなる。
同日記者会見した同市の高島宗一郎市長は「忘年会帰りにはぜひ地下鉄を利用してほしい。結果的に飲酒運転の撲滅にもつながれば」と話した。
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