新装JR大阪駅と駅ビル、報道陣に公開 三越伊勢丹など
4日に全面開業する新装JR大阪駅と北側の駅ビル「ノースゲートビルディング」(大阪市北区)が2日、報道陣に公開された。約30年ぶりの大型改装で、南北の駅ビルと合わせて「大阪ステーションシティ」という名で新たな歴史を刻む。
公開されたのは、大阪駅の内部のほか、ノースゲートビルに入る百貨店「JR大阪三越伊勢丹」や大型専門店「ルクア」、シネマコンプレックスなど。内覧会に出席したでJR西日本の佐々木隆之社長は「駅の開業だが、梅田地区、関西経済の活性化につながると期待している」と述べた。
JR大阪三越伊勢丹は三越と伊勢丹の経営統合後、初めて両社の名前を冠した店舗となる。売り場は地下2階から地上10階で、面積は約5万平方メートル。ファッションに強みを持つ伊勢丹と文化・芸術に定評のある三越の両ブランドを前面に打ち出し、集客を狙う。