JAXA、民間宇宙船を初運用 NASA通じ受注
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が初めて民間宇宙船の運用を担うことになった。米オービタル・サイエンシズが5月に打ち上げる無人宇宙船「シグナス」初号機の運用を、米航空宇宙局(NASA)を通じて2億円で受注した。
シグナスはJAXAの無人輸送船「HTV(愛称・こうのとり)」と同型の三菱電機が作った通信システムを搭載している。地上基地のデータベースはJAXAと共通のものを使うため、JAXAが運用を支援する。
シグナスは国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶ無人宇宙船で、年1~2回のペースで計8機打ち上げられる予定。
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