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個人弱らせる超高速株取引 下げ局面で買い手不在
証券部 藤原隆人
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11日の株式市場では日経平均株価が大幅反落し、1万4000円の節目を割り込んだ。前日の米国株急落や円高などが重なった結果だが、下げ要因として指摘されていることがもう一つある。「コンピューターの自動プログラムを駆使する超高速取引が、個人投資家の買い余力をじわじわ細らせている」というのだ。どういうことだろうか。
「売買の中心はクルーズや日本通信、DLEなど。主力株を避けて取引している」。1日に3億~...