全日空「破綻企業に発着枠ダメ」 羽田配分で日航批判
国土交通省は22日、羽田空港の国内線枠の配分基準を決める懇談会を開き、航空会社6社が各自の要望を説明した。
全日本空輸は、政府支援の下で経営再建中の日本航空を念頭に「破綻企業は発着枠配分を受ける資格がない」と主張した。一方、日航は「配分にあたっては、国際線との連携も考慮すべきだ」と枠の配分を求めた。
羽田の国内線枠は2013年3月末から年約2万回増える。懇談会が年内にも配分基準を決める。「ドル箱」の羽田発着枠を巡り、全日空と日航がつばぜり合いを演じた格好だ。
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