国家公務員一般職の合格者34.6%減 採用抑制で
人事院は22日、2012年度の国家公務員採用一般職試験(大卒程度)の合格者2893人を発表した。新規採用を抑制する政府方針の影響で、同試験に相当する前年度の国家2種試験に比べて34.6%減った。倍率は13.7倍。女性の合格者は全体の27.4%の793人だった。
国家公務員試験は今年度から従来の国家公務員1~3種試験を廃止。企画立案を担当する「総合職」と、事務業務にあたる「一般職」に再編した。すでに発表があった総合職の合格者は1326人で、前年度比4.6%減だった。