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安いガス調達基準、電力反発は必至
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経済産業省がほとんど手つかずだった燃料費に切り込んで電気料金の上げ幅の圧縮に動くのは、新型の天然ガス「シェールガス」の拡大で燃料の調達環境が大きく変わるとみているためだ。ただ将来のガス価格も加味して足元の料金を審査する方針に対し、電力各社が強く反発するのは確実。調達価格を巡り経産省と大手電力の調整が長引く可能性もある。
燃料費を抑える仕組みは今後の審査でも使う。4月の値上げを目指す関西電力、九州...
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