中国軍爆撃機、沖縄本島と宮古島の間を通過
防衛省によると、中国軍の爆撃機2機が8日午前、沖縄本島と宮古島の間を通過した。領空侵犯はなかったが、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。小野寺五典防衛相は「爆撃機が沖縄本島と宮古島の間を通るのは特異的な事例だ」と指摘。「(11日で)尖閣諸島国有化から1年がたつ。一つの節目にあり、警戒監視を緩めないようにしたい」と述べた。
一方、8日午後11時から9日午前2時ごろにかけては中国海軍のフリゲート艦2隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を太平洋から東シナ海に抜けた。2隻は8月27日に東シナ海から太平洋に向けて同海域を通過していた。