1票の格差、最大2.4倍超に拡大 公示日時点
総務省は4日、衆院選の公示にあわせて選挙人名簿登録者数(有権者数)を発表した。全国の300小選挙区の「1票の格差」は最大2.428倍に拡大した。2009年の衆院選では最高裁が2.305倍の最大格差を「違憲状態」と判断している。与野党は先の臨時国会で法改正にこぎ着けたものの、今回は新たな区割りの反映が間に合わなかった。
有権者数は1億436万193人だった。最大の格差は09年と同じく、有権者数49万7601人の千葉4区と20万4930人の高知3区の間で生じた。