保安院「福島第2原発に街宣車侵入」 運転手は確保
経済産業省原子力安全・保安院は31日午後5時45分過ぎの記者会見で、福島第2原子力発電所に街宣車が侵入したことを明らかにした。運転手の身柄は警察が確保したが団体名などの詳細は不明。車両は第1原発から約20キロメートル離れた「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町)で除染処理を受けている。
街宣車は同日午後12時21分に第1原発の正門に到着。構内に入ることを要求したが、拒否されたため第2原発に回った。現地では正門を閉じて対応したが、西門に回ってゲートに体当たりして突破して警備区域内に侵入した。その数分後の午後1時21分に構外に出たという。
東京電力に対しては、警備に万全を期するよう口頭で指示した。〔日経QUICKニュース〕
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