官房長官、JR北海道「極めて悪質性ある」 レール異常放置で
菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、北海道旅客鉄道(JR北海道)が97カ所でレールの異常を放置していた問題に関して「分かっていて対処しなかったのは極めて悪質性がある」と不快感を示した。
そのうえで「組織の体質的な問題があるのではないかという観点からも、しっかり監査すべきだと国土交通省に強く指示した」と明らかにした。
併せて「車両トラブルや運転トラブルも続き、利用者の信頼を大きく損ねている。公共交通においては輸送の安全を確保し利用者に安心してもらうことが最大の使命で、誠に遺憾だ」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕