トヨタとマイクロソフトが「協業」で7日早朝会見
【NQNニューヨーク=古江敦子】米マイクロソフト(MS)とトヨタ自動車は5日夕、両社の「協業」について米西部時間6日の午後1時(日本時間7日午前5時)からインターネットで記者会見を開くと発表した。MSのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)とトヨタの豊田章男社長が出席する。協業の詳しい内容については明かしてない。
時間外取引では、会見内容に期待する思惑的な買いがMSとトヨタにそれぞれ先行した。MSは通常取引を前日比0.23ドル(0.9%)高の25.78ドルで終えた後、上げ幅を拡大し、25ドル台後半で水準を切り上げた。トヨタの米預託証券(ADR)は前日比1.85ドル(2.3%)安の77.63ドルで終えた後、77ドル台後半に一時下げ幅を縮小した。
トヨタグループとMSの間では、昨年夏、トヨタ系の自動車部品大手デンソーとMSがナビゲーション関連のソフトウエア技術で、保有特許を互いに利用できるクロスライセンス契約を結んだ。