日経平均、一時400円超下落 先物に大口売り
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は一段安となり、前日比423円安の1万5326円まで下げ幅を広げる場面があった。取引時間中に1万5400円を下回るのは11月22日以来。日経平均先物12月物に3000枚近い大口の売り注文が出て、先物が下げ幅を拡大。指数への寄与度が大きいファストリやソフトバンク、ファナックなどに裁定取引の解消に絡んだ売りが膨らんだ。その後も先物に断続的な売りが出ており、日経平均も下値を探る値動きとなっている。市場では「6日に11月の米雇用統計の発表を控えていることもあり、持ち高整理の売りが出ている」(国内証券の情報担当者)との指摘が出ていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
関連企業・業界