オリンパスの企業買収問題、FBIが捜査 米紙報道
助言会社への支払いに関心
【ニューヨーク=共同】24日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、オリンパスの過去の企業買収に関する助言会社への支払いについて、米連邦捜査局(FBI)が調べていると報じた。関係者の話として伝えた。
FBIの関心がどこにあるかは不明という。解任されたウッドフォード前社長は、オリンパスが助言会社側に支払った総額(当時の為替レートで約660億円)が過大と指摘している。
同紙によると、助言会社には米金融機関で働いたことのある2人の日本人が関わっていた。支払われた額は米金融業界では通例の約30倍以上に当たるという。