コンビニをバス待合室に 横浜市、ファミマと組む
横浜市はファミリーマートと組み、コンビニ店内を市営バスの待合スペースとして活用する。店内で購入したものを飲食できるイートインコーナーにバスの運行状況を表示するタブレット(多機能携帯端末)を設置。待合室代わりにしてもらい、地元住民が来店するきっかけにもする。
店の前に東橋バス停があるファミリーマート和田屋万世町店で13日運用を始める=写真。5月末にイートインコーナーを新設した。端末はバスの接近を知らせるもので、バス利用者は店内の商品を購入しなくても、バスが近づくまで店内で待つことができる。
市はこれまで市役所や大型商業施設などに運行情報を示す端末を設置しているが、コンビニに置くのは初めて。歩道が狭いなど待合スペースを設置できない停留所の利便性向上につながるとして、今後はほかの店舗やコンビニチェーンにも協力を求めていく。
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