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東京―新大阪、3分短縮 新幹線の最高速度上げ認可

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東海旅客鉄道(JR東海)は16日、東海道新幹線(東京―新大阪)の最高速度を現在の時速270キロメートルから285キロメートルに上げる認可を国土交通省から受けたと発表した。最新車両に乗れば、来年4月以降は東京―新大阪間の所要時間は現在の最速2時間25分から3分程度短縮される見通しだ。

東海道新幹線の最高速度が上がるのは「のぞみ」と「300系」を導入した1992年以来、23年ぶりとなる。停止するまでに要する距離が短く、カーブで車体を傾ける機能を備える最新車両「N700A」を昨年投入したことでスピードアップが可能になり、認可を申請していた。

6月末現在、スピードアップできる車両は計54編成ある。9月以降、時速285キロでの運行に向けて乗務員の訓練を始め、来春に備える。


東海道新幹線(東京―新大阪間)高速化のあゆみと所要時間
車両最高時速
(キロメートル)
東京―新大阪
間の所要時間
1964年
(開業時)
0系2104時間
1986年0系など2203時間8分
1992年
「のぞみ」投入
300系2702時間30分
2007年N700系2702時間25分
2015年N700A2852時間22分程度?

新大阪―博多間を運行する山陽新幹線は直線区間が多いため、すでに時速300キロメートルで運行しているが、カーブの多い東海道新幹線は270キロメートルにとどまっていた。スピードアップで所要時間の短縮だけでなく、悪天候や事故で乱れたダイヤを早く回復させる効果も期待できる。

東海道新幹線は1964年、団子鼻で親しまれた「0系」が時速210キロメートルで営業運転を開始。当時は東京―新大阪間の運行に約4時間かかっていた。86年に220キロメートル、92年に270キロメートルと段階的に最高速度を上げ、所要時間も短くなってきた。

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