北海道・新ひだか町で震度5強
7日午後10時29分ごろ、北海道で地震があり、新ひだか町で震度5強を観測した。気象庁によると、震源は日高地方で深さは10キロメートル、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.1。北海道で震度5強を観測したのは2005年1月18日の釧路沖地震(M6.4)以来。
ほかの各地の震度は、北海道新冠町が震度4、浦河町が震度3など。政府は7日午後10時30分、首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置。道警などによると、けが人や被害は報告されていない。
8日未明に記者会見した気象庁の永井章地震津波監視課長は7日午後11時45分までに震度1~3の余震が計11回発生したとして「数日間は震度5弱から4程度の余震に注意が必要」と話した。周辺では数日間雨が降り続いたため、土砂災害への注意も促した。
日高地方では7日午前7時27分ごろにも地震があり、新ひだか町で震度4を観測した。