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ソニー、有機ELテレビで台湾AUOと提携

量産化目指す

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ソニーは台湾液晶パネル大手の友達光電(AUO)と共同で、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビの量産化に向けた技術開発を始めた。有機ELテレビは年内に韓国のサムスン電子やLG電子が55型の大型テレビを発売する予定。ソニーは高いコスト競争力を持つ台湾企業と組むことで投資負担の軽減を狙う。

有機ELテレビは液晶テレビに比べて本体を薄くできるほか、消費電力が少なく高精細な画像を映し出せる次世代型テレビ。両社は試作パネルを製造中で、量産化の時期や手法などを検討中。ソニーが業務用などで培ってきた有機ELパネルの開発技術と、AUOが液晶パネル生産で強みを持つ量産ノウハウを組み合わせ、先行する韓国勢に対抗する。

ソニーはサムスンとの液晶合弁事業を解消したり、テレビ組み立て工場を売却したりするなど自社で持つ生産設備を必要最小限にとどめる「アセットライト」戦略を推し進めており、AUOなどの外部企業と組んで有機ELテレビの本格生産に乗り出す可能性が高い。

ソニーのテレビ事業は液晶テレビの価格競争のあおりを受けて2012年3月期まで8期連続の営業赤字が続く。パネル調達コストの削減などを進める一方で、有機ELなど次世代テレビの開発では「他社との協業の検討も視野に入れて商品化する」(平井一夫社長兼最高経営責任者=CEO)としている。

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