この記事は会員限定記事です
ギリシャ、ユーロ圏離脱は困難 条約に規定なし
[会員限定記事]
欧州連合(EU)に巨額の債務削減を約束してもらいながら、ギリシャ政府は支援策やその条件となる財政緊縮策の是非について国民投票を実施すると表明した。ただ投票でギリシャ国民が支援を拒否しユーロ圏からの離脱を望んでも、実現は極めて難しい。
ユーロ圏から離脱して独自通貨ドラクマを復活させた場合、ギリシャは「自国通貨の切り下げ」という景気テコ入れの手段を獲得することになる。しかしEUの基本条約「リスボン条...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り487文字