この記事は会員限定記事です
「できるやんか」の信念 千房、元受刑者を積極採用
~異端力 挫折と反骨
[会員限定記事]
罪を犯した元受刑者や非行に走った若者を積極的に雇用する企業がある。お好み焼きの全国チェーン、千房(大阪市)だ。社長の中井政嗣(69)の決め言葉は「できるやんか!」。「人は無限の可能性を持っている」と説く中井の信念を探ると、異端の力が組織の活力を育む秘訣が見えてくる。
あかんやつ、頑張って伸びる
2014年10月下旬。仮出所中だった千房の従業員が、刑期満了になったとたんに社員寮から消え、行方不明に...