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この記事は会員限定記事ですITジャーナリスト 小池 良次（Ryoji Koike）
「グーグル」という一企業の存在が欧米間の通商摩擦に発展しようとしている。先月末、欧州議会は「グーグルの企業分割」を求める決議を本会議で採択した。この決議に米国法人であるグーグルに対する拘束力はないものの、ここ数年の間に欧州で蓄積された不満が如実に形となって表れた。一方、ネット大手による競争が激しい米国では、この問題に対する関心が冷淡なほど少なく、グーグルが本格的な独占禁止法規制に直面する欧州とは...
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