バイデン氏、愛犬と遊んで足首捻挫 骨に小さなひび
【ワシントン=中村亮】米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領が愛犬と遊んでいた際に足を滑らせて右足首を捻挫し、骨にひびが入っていたことが29日、分かった。政権移行チームが明らかにした。78歳のバイデン氏は史上最高齢で大統領に就任する見通しで、健康への不安が改めて広がりそうだ。
政権移行チームによると28日に足首を捻挫し、29日午後に地元デラウェア州で医師の診断を受けた。当初のレントゲン検査では骨折を確認できなかったが、コンピューター断層撮影装置(CT)による精密検査で骨に小さなひびが入っていたことが判明した。今後数週間は保護用のブーツを履く見通しだという。
トランプ大統領は29日、ツイッターに「お大事に!」と書き込んだ。トランプ氏は大統領選でバイデン氏に健康面で不安があると主張していた。
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