大阪府、7日の新規感染8人 自粛要請解除の基準満たす

大阪府は7日、新型コロナウイルスの新たな感染者を8人確認したと明らかにした。府内の感染者は累計1706人となった。府は休業や外出自粛の要請を段階的に解除する独自基準として掲げた3つの指標をホームページで公表。7日時点では、PCR検査件数のうち感染者の割合を示す8日から7日連続で達成すれば、15日に段階的解除を決める見通しだ。「陽性率」など全項目で基準を満たした。
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府によると、7日に確認された感染者のうち経路不明は3人。陽性率は2.3%だった。8人とは別に、感染後に陰性が確認された1人が、検査で再び陽性になった。60~80代の男性3人が亡くなり、死者は計59人となった。
府の独自基準では▽新規陽性者のうち感染経路不明者が10人未満▽陽性率が7%未満▽重症者向けの病床使用率が60%未満――の3つを7日間連続で達成すれば、休業要請などを解除する。感染経路不明者と陽性率は7日間の移動平均を用いるが、7日時点でそれぞれ4.71人、2.8%だった。病床使用率は31.4%だった。
4月中旬以降、多数の感染者が出ている大阪府済生会泉尾病院(大阪市大正区)では、新たに40代の女性職員の感染が確認された。
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