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シャープ、関西2拠点閉鎖 AI家電開発で技術者集約
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シャープは2020年度にも葛城事業所(奈良県葛城市)と平野事業所(大阪市)を閉鎖し、八尾事業所(大阪府八尾市)に集約する方針を決めた。人工知能(AI)など次世代技術を含めた家電製品の研究開発機能を持つ八尾事業所に技術者を集め、分野を超えて連携し、新技術の開発を目指す。人員は削減しないが、拠点集約で間接費を減らす狙いもある。
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国内に13ある主力事業所の一つである葛城事業所は1981年に太陽電池などの工場として稼働した。現在、太陽光発電や蓄電池などエネルギーシステム関連の技術者ら100人強が所属する。八尾事業所では...