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香港英系スワイヤパシフィック、創業家自ら手綱
不文律破り会長就任、航空・船舶低迷に危機感
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創業200年を超える香港の英系名門財閥、スワイヤグループが揺れている。香港上場の中核企業、スワイヤパシフィックの会長に創業家出身者が就任する。これまで創業家は経営トップには就かず、「所有と経営の分離」が不文律だった。だが傘下のキャセイパシフィック航空が2期連続の赤字を計上、船舶部門も低迷するなど業績が悪化。異例の「大政奉還」でグループの求心力を高め、アジア事業のてこ入れを急ぐ。
「世界的な組織を...