中国スマホ大手OPPO、日本で200人採用 18年内に、販売体制強化
中国のスマートフォン(スマホ)大手OPPO(オッポ)が日本で人材獲得を本格化する。14日、オッポ日本法人(東京・品川)が2018年内に200人程度を新たに採用する計画を発表した。営業やマーケティング業務を中心に人員を集め、新卒採用も行う。
オッポは華為技術(ファーウェイ)に次ぎ、中国スマホ市場で2位に位置するスマホメーカー。若者向けのデザインや自撮りに適したカメラ機能で人気を集め、2月には日本に参入した。通信会社を自由に選べるSIMフリースマホの市場が拡大する日本で、旗艦モデルを投入した。
人員増強を通じて、量販店や仮想移動体通信事業者(MVNO)向けの販売体制を整える。現在の社員数十人に加え、新たに200人程度の採用を目指す。このうち9割を日本法人が採用することで現地化を進める。
量販店への営業を統括する「営業マネージャー」の場合、年収は1000万~2000万円。法人営業の経験や人脈を採用条件に設定する。このほか、人事や経理、商品企画などで幅広く募集し、最大10人程度の新卒採用も計画する。
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