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アジア経済「中国化」進む 米依存から転換へ
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米国依存だったアジアの経済構造が大きな転換期を迎えている。2030年ごろには中国のアジアや日本に及ぼす経済波及効果が米国を圧倒し、域内経済の「中国化」が加速しそうだ。米国の影響力は低下し、アジアの市場経済化や民主化の流れが滞る懸念もある。
戦後、アジア諸国にとっては世界最大の消費地である米国が、長らく輸出先のトップに君臨してきた。ところが、東南アジア諸国連合(ASEAN)からの中国向け輸出額はリ...
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