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日産、問題発覚後も無資格検査

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日産自動車が無資格の従業員に完成車を検査させていた問題で、同社の一部工場では問題発覚後も無資格者が検査に携わっていたことが18日、わかった。同社は問題を把握した9月中旬以降は是正したと発表していたが、徹底されていなかった。より厳しい原因究明や再発防止策が求められる。

日産が10月11日に社内調査したところ、関連会社である日産車体の湘南工場(神奈川県平塚市)で2人の無資格者が検査台の上でハンドルを回しタイヤの角度などを確認する工程に加わっているのが見つかった。対象の車両は約4000台に上る。

日産によると、安全上の問題はなく再検査やリコール(回収・無償修理)は行わないという。国土交通省にも報告済み。

日産は国内に6つある完成車工場の全てで「補助検査員」と呼ぶ社内の資格を持たない従業員が完成車の検査をしていた。有資格者の判子を使って検査書類に押印していたことも分かっている。

日産は9月29日、無資格者による検査があったと発表。国交省の立ち入り調査で問題が発覚した9月中旬以降は、有資格者のみが完成車の検査工程を担当する体制に改めたと説明していた。10月2日にも西川広人社長が記者会見し、原因究明や再発防止を徹底すると説明していた。同社は10月末をめどに、過去の検査の実態などを同省に報告する予定だ。湘南工場で今回発覚した問題についても、対策を盛り込む。

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