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「株主総会2017」に見る緊張の構図
編集委員 小平龍四郎
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株主総会のシーズンです。29日は全体の約3割、700を超える3月期決算の上場企業が総会を開催します。日本で投資家主導の企業統治(コーポレートガバナンス)改革が本格的に始まってから4年目。2017年の株主総会の特徴や論点を整理すると、企業が良い意味での緊張感を持って株主と向き合う構図がみてとれます。
ガバナンス改革の近年の流れをふり返りますと、1つの起点となったのは14年2月に制定された「スチュワ...
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