中国の中銀など、ネット金融で指導意見発表　育成や監督強化

【北京=大越匡洋】中国人民銀行（中央銀行）など金融関連部門は18日、インターネット金融の健全な育成と監督の強化をめざす初めての指導意見を発表した。中国では個人や中小企業にネット経由で融資する「P2Pローン」などが急拡大しているが、当局による監督が不十分で、資金を持ち逃げする悪質業者も後を絶たない。指導意見ではネット金融の各サービスの法的な位置づけや監督官庁を明確にした。