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ECB専務理事、景気見通し下方修正へ
量的緩和の討議本格化
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【ベルリン=赤川省吾】欧州中央銀行(ECB)は12月4日の理事会で景気見通しを下方修正する見通しだ。プラートECB専務理事が日本経済新聞に明らかにした。長期化するウクライナ危機で景況感が冷え込み、南欧などで設備投資が伸び悩んだ。金融市場で追加緩和の観測が強まるのは必至。ECBは国債を大量に買い取る「量的緩和」に向けた討議を本格化することになりそうだ。
プラート氏は12月に公表する経済予測について...
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