マールブルグ病、ウガンダで死者 エボラ熱と類似
【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は10日、東アフリカ・ウガンダの首都カンパラで、エボラ出血熱とよく似たマールブルグ病の感染者が確認されたと発表した。感染者は医療従事者の男性で、先月28日に死亡した。
WHOによると、男性と接触した146人が経過観察の対象となった。
マールブルグ病ウイルスはエボラ熱の原因となるウイルスに近い種類。発熱や下痢、鼻や消化管からの出血などの症状に加え、感染から発症までの潜伏期間や死亡率の高さなど、エボラ熱とよく似た特徴を示す。