次世代、共産に抗議 機関紙サイトで「ネオナチ」と表現
次世代の党の山田宏幹事長は9日、共産党が機関紙「しんぶん赤旗」のホームページ上で次世代の党について「日本版ネオナチ」との表現を用いて批判していることについて、共産党の山下芳生書記局長に抗議し、公開討論を申し入れたと発表した。山下氏は「抗議は赤旗が受ける」と回答し、討論を拒否した。
争点となったのは赤旗が2日付で掲載した次世代の公約についての記事。従軍慰安婦問題をめぐる「河野談話」を撤回するよう求めていることについて「歴史偽造の急先鋒(せんぽう)=『日本版ネオナチ』としての本性をむき出しにした」とした。山田氏は「歴史の偽造を明らかにしてきたのがわが党だ」と反論した。