ヤフー、ホテル予約サイトの一休を買収 TOBで1000億円
ヤフーは15日、ホテル・旅館予約サイト大手の一休を約1000億円で買収すると発表した。TOB(株式公開買い付け)を実施し同社の全株式を取得する。高級ホテルの紹介が多い同社のノウハウを自社の予約サイト事業に取り込む。

買い付け価格は一株3433円。16日から来年2月3日まで買い付ける。一休の森正文社長は退任し、同社の榊淳副社長が昇格する見通し。
一休は高級ホテルや旅館、飲食店に特化した予約サイトを運営している。ヤフーもインターネットを通じた旅行予約サービスや飲食店の予約サイトを運営しているが競争が激しく伸び悩んでいる。
ヤフーはニュースやオークション、ネット通販を中心に事業を拡大してきたが、ホテルや飲食店の予約サービスを強化し収益基盤を強化する。
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