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野菜の種が値上がり トマトや葉菜類、数年で1割
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野菜の種が値上がりしている。この2~3年で値上げが広がり、多くの品種の種が1割以上高くなった。国内で使われる大手種苗会社の種は9割以上が海外生産。世界的な異常気象で供給が不安定となっているほか、採種地の人件費上昇がコスト増に拍車をかけている。
貿易統計によると、野菜種の輸入単価は15年に1キロ3175円と前年比16%高く、5年前の2倍以上になった。サカタのタネは3年前からトマトやホウレンソウ、ス...