「はやぶさ2」11月30日打ち上げ
下村博文文部科学相は30日の閣議後会見で、宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ2」を11月30日、種子島宇宙センター(鹿児島県)からH2Aロケットで打ち上げると発表した。
打ち上げ予定時間は11月30日午後1時24分。地球から約3億キロメートル離れた小惑星「1999JU3」を目指す。6年間かけて往復52億キロメートルを飛行する計画で、2018年に到着し岩石のかけらや砂粒を採取して20年に地球に持ち帰る。生命の起源となった物質の解明などにつながると期待されている。
初代のはやぶさは度重なる故障を乗り越えて小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰った。